Baden谷九ワークショップ

 2007年4月に発足したZゲージ鉄道模型を愉しむグループ「Baden谷九」は、メンバーが作成したレイアウトとそこで走行するZゲージ車両を多くのみなさんに見ていただこうと、「Osaka Z Days」を2010年12月に開催しましたところ多くの方がご来場され、その場で「どのように作成するのか」などのご質問を多くいただきました。
 そこで、テーマを決めてメンバーが自分の経験やノウハウをお話しして意見交換を行うワークショップを、2011年10月の 第一回Osaka Z Workshop から 2013年の 第三回Osaka Z Workshop にかけて開催しました。
 また、Zoomミーティングを通じて、モーター換装、架線集電、パンタグラフ、DCC、3Dプリンタやレーザカッターの利活用など、新しい分野での話題が非常に盛り上がり、2020年の Osaka Z Day 2020 オンライン で、「Z進化形としての私の楽しみ方」の企画を実施し、その後も、ワークショップ形式等で発表を行っております。

 Baden谷九が開催したオープンイベントでの動画やパワーポイントのスライドを資料として掲載しております。皆様の制作の一助となりましたら幸甚です。


レイアウト編

■第一回Osaka Z Workshop 2011年10月1日(土)

 「Zゲージレイアウト事始め」というテーマで、レイアウトのプランニング段階でのポイントを3人のメンバーでワークショップを行いました。

■Osaka Z Day 2017 2017年10月28日(土)

 「Osaka Z Day 2017」では、2つの特別企画を企画しました。その中で、「3Dプリンターとレーザーカッターの活用法」と題して、安く手に入るようになった3DプリンターやレーザーカッターをZゲージでどう活用できるか、実演を含めてご紹介しました。

●特別企画「3Dプリンターとレーザーカッターの活用法」:静山

■Osaka Z Day 2021 オンライン 2021年12月25日(土)

 「Osaka Z Day 2021 オンライン」では、3つのテーマでワークショップを企画しましたが、レイアウトに関連するテーマとして、「トランクレイアウトの魅力」のテーマでワークショップを開催しました。

 ワークショップ「トランクレイアウトの魅力」

■Osaka Z Day 2022 オンライン 2022年10月22日(土)

 「Osaka Z Day 2021 オンライン」のワークショップで紹介した「トランクレイアウトの魅力」を受け、『Zゲージシンプルトランクレイアウト 制作ワークショップ』をオンラインで6回にわたって開催し、その成果を Osaka Z Day 2022 オンライン において、メンバーの他のトランクレイアウトとあわせて合計6台のトランクレイアウトを展示・紹介を行いました。

 

車両工作・DCC

■第二回Osaka Z Workshop 2012年11月10日(土)

 「第二回Osaka Z Workshop」では、次の二つのテーマでワークショップを行いました。

〇電気なんて怖くない~基礎から学ぶLED…レイアウトでも車両でも照明が入るとグッと生き生きして見えますが、LEDとなると「電気のことはわからない」と尻込みされる方もあるでしょう。基礎から実例まで実物で説明しますので、一緒にチャレンジしましょう。
〇メルクリンZのメンテナンス~安定走行のために…長時間走らせると動きがぎくしゃくしたり止まったりということが起きがちです。その原因とメンテナンスの方法について、実際にメルクリン社製のZゲージ車両を使って説明します。
 発表1(くまどん)電気なんて怖くない~基礎から学ぶLED
 発表2(静山)メルクリンZのメンテナンス~安定走行のために

■第三回Osaka Z Workshop 2013年12月1日(日)

 「第三回Osaka Z Workshop」では、二つのテーマでワークショップを企画しましたが、「ZでDCC」いうテーマでとりとんさんが発表されました。

〇ZでDCC…NゲージやHOゲージでは、DCC(デジタルコマンドコントロール)は広く行われていますが、Zゲージでは自分で車両にデコーダーというパーツを組み込むなど工作が必要です。しかしレールにギャップを設けたりしなくても複数の編成を同時にそれぞれ速度を調整して走らせられるなど、DCCには大きな魅力があります。ZでのDCCの実例を詳しくご紹介します。
 発表1(とりとん)ZでDCC

■Osaka Z Day 2017 2017年10月28日(土)

 「Osaka Z Day 2017」では、2つの特別企画を企画しました。「3Dプリンターとレーザーカッターの活用法」という特別企画の中で、kashyさんが購入された3Dプリントの車体をご紹介しました。

 ●shapwaysやDMM Makeで購入した3Dプリントの車体:kashy

■Osaka Z Day 2020 オンライン 2020年12月5日(土)6日(日)

 Zoomミーティングを通じて、モーター換装、架線集電、パンタグラフ、DCC、3Dプリンタやレーザカッターの利活用など、新しい分野での話題がメンバー内で非常に盛り上がってきました。
 Zゲージはメーカーの車両を購入し走らせるだけでも十分楽しめますが、完成品購入の第一段階、レイアウト制作の第二段階を経て、次の3つのテーマについて、もう一歩踏み込んだ楽しみ方をしている事例をリレー式にして紹介しました。

 「Z進化形としての私の楽しみ方」モーター換装編
 「Z進化形としての私の楽しみ方」DCCと自動運転編
 「Z進化形としての私の楽しみ方」車両自作編

■Osaka Z Day 2021 オンライン 2021年12月25日(土)

 「Osaka Z Day 2021 オンライン」では、3つのテーマでワークショップを企画しましたが、車両工作に関連するテーマとして、次の2つのテーマでワークショップを開催しました

 ワークショップ「車両自作の楽しみ」
 ワークショップ「アクセサリデコーダーの制作」

■Osaka Z Day 2022 オンライン 2022年10月22日(土)

 「Osaka Z Day 2022 オンライン」では、メンバーより「コアレスモーター換装とDCC搭載」「自作3Dプリント車両」のテーマで、展示・紹介を行いました。

 コアレスモーター換装とDCC搭載:とりとん
 自作3Dプリント車両:Poly

■Osaka Z Day 2023 2023年10月22日(日)

 「Osaka Z Day 2023」では特にワークショップとして企画を行いませんでしたが、メンバーの展示の中で次のテーマで展示を行いました。

 メルクリン車両にLED室内灯を組み込み:グラッシー
 DCCで楽しむZゲージ / コアレスモーター換装:とりとん

その他

■第三回Osaka Z Workshop 2013年12月1日(日)

 「第三回Osaka Z Workshop」では、二つのテーマでワークショップを企画しましたが、「アメリカ鉄道模型事情」いうテーマでrossyさん・いっちゃんのお二人が発表されました。

〇アメリカ鉄道模型事情…メンバー二人が8月にアメリカ西海岸で開かれた鉄道模型のイベントに参加し、家庭にあるレイアウトを見学したり、鉄道模型ショップを覗いたりしました。その報告をします。
 発表2(rossy・いっちゃん)アメリカ鉄道模型事情

■Osaka Z Day 2017 2017年10月28日(土)

 「Osaka Z Day 2017」では、2つの特別企画を企画しました。その中で「ヨーロッパの名列車」というテーマでkashyさんが、展示・発表を行いました。

●特別企画「ヨーロッパの名列車」…TEE60周年を記念し、歴代のTEE、オリエント急行、ICEなどヨーロッパを駆け抜けてきた名列車をZで走らせるとともに、実車についてもご紹介しました。

■Osaka Z Day 2018 2018年11月24日(土)

 「Osaka Z Day 2018」では、イタリアのZゲージグループで活躍されているラファエル・ピッコロ(Raffaele Picollo)さんが参加され、「ヨーロッパのZゲージ事情」についてお話ししていただきました。

●特別企画「ヨーロッパのZゲージ事情」…イタリアから参加の方に、ご自身のレイアウト作り、ヨーロッパのZゲージグループの活動、ヨーロッパから見た日本のZゲージ、などについて写真を交えてお話ししていただきました。


■Baden谷九ワークショップ掲示板

 Osaka Z Day 2020 オンラインのコンテンツとして、Zoomミーティングを通じて盛り上がった、モーター換装編・DCC編・車両自作編と3つのテーマを「Z進化形としての私の楽しみ方」を紹介しました。
 これまでに紹介したテーマのほか、信号や自動運転、室内灯や集電など電気関係なども含め、Zゲージ鉄道模型を「作る」視点からの情報交換、質疑応答の場として、この掲示板をご活用ください。

Baden谷九ワークショップ 掲示板

 これまでに紹介したテーマのほか、信号や自動運転、室内灯や集電など電気関係なども含め、Zゲージ鉄道模型を「作る」視点からの情報交換、質疑応答の場として、この掲示板をご活用ください。


 このように、2011年開催の 第一回Osaka Z Workshop から 2023年開催の Osaka Z Day 2023 にかけて、レイアウト作成のいろは から、車両制作、DCC化やコアレスコーター換装、あるいは、海外の鉄道模型事情など、多岐にわたるテーマでメンバーが発表等を行い、Zゲージ鉄道模型を愉しむため、情報を発信してまいりました。

 メンバーのZゲージに対する情熱は尽きることはありません。
 今後もBaden谷九では、オープンイベントを開催し、その中でワークショップを企画していく予定です。ご期待ください。