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 6月に開催した初夏の運転会が好評でしたので、再び秋の運転会として、10月12日(土)枚方市総合文化芸術センター別館5階の第8会議室において開催しました。
 参加者は、ゴーサン、浪速のヒロ、たまぐま、くりちゃん、グラッシー、静山の5名でした。

 2014年から制作を開始した「二代目共同レイアウト」を、当初の山岳部と平坦部からなるL字型から、取り扱いを易くするため高低差のある複線二重ループ線と8の字の山岳ループ線で構成される山岳部のみにベースの形状を変え制作を続けてきましたが、ようやく完成を迎え、披露することが出来ました。

 また、会議室の中央に机を5組並べ、その上にBaden谷九が2012年に策定したZゲージ鉄道模型レイアウトのモジュール規格の「RZモジュール」を7名16台接続し運転しました。

 今回は、ゴーサンが「ドイツの牧場風景」のモジュールをこの運転会に向けて新たに制作し出展しました。
ブドウ畑をはじめ、樹木はすべて自作されたとのことです。

 前回、初夏の運転会において、各モジュールの接続に苦労した反省から、これを改善するため伸縮レールを用いた接続用モジュールを制作しましたが、今回もかなり苦労しました。引き続き改善方法を検討したいと思います。

 グラッシーさんは、室内灯を点灯化改造した車両を持ち込みRZモジュール上で走らせたほか、KATOのサウンドボックスを使用することにより警笛音を鳴らすなど、Nゲージに比べて変化に乏しい寂しいメルクリン製のZゲージ車両でも、効果的な運転を披露されました。

 静山さんは、今回の運転会に向けて棚田をモチーフとして制作した日本型の小型レイアウトを出展しました。
 ストラクチャーはロクハンの製品だけでなく、3Dプリンターで制作したほか、このレイアウトの主題となっている棚田の稲も近年の3Dプリンターの進化により表現することができたとのことです。

 たまぐまさんは、NOCH製トランクレイアウト「ブルーメナウ」(Blumenau )を出展しました。
 リサイクルショップで不動品を購入したものを修復されたとのことです。

 Zoomでは、マンちゃん@軽井沢さんとオンラインで結び、スイス登山鉄道ジオラマ製作の進捗報告をされました。
 グリンデルヴァルトからラウターブルンネンにかけての地形部分ほぼ出来上がったとのことと、モルゲンロートから始まり夕闇まで、アルプスの一日の紹介がありました。

manchan-20241012.pdf

 運転会終了後、共同レイアウトはくりちゃんに引き取られていきました。運転会終了後に搬入されたため、再設置までは深夜まで及んだとのことです。

 Badent谷九は、インターネット等を通じて知り合ったメンバーが、2007年4月に、谷町九丁目のビルの一室で、レイアウトの共同制作を始めたのがその一歩です。その後、事務所は、上本町六丁目、津守、枚方と移転し、共同レイアウトの制作も、初代レイアウトから二代目レイアウトへと移行してきました。
 2010年からは、ほぼ毎年、レイアウト展示・運転会「Osaka Z Day」をオープンイベントとして開催しております。
 日常的にはメーリングリストで情報交換しながら、一ヶ月に一度程度のペースで集まって、レイアウトを作ったり、車両を走らせたりして楽しんできましたが、新型コロナウイルス感染症の影響によりオンラインでの開催を余儀なくされたものの、関西地区以外の方もオンラインで交流を図ることが出来、現在に至っております。

 今後は、事務所という常設の場所は無くなりますが、日常的にはコミュニケーションツールのMicrosoft Teamsを活用し、年に数回は運転会を開催して現実に顔を合わせて交流を深めてまいります。
 また、オープンイベントの「Osaka Z Day」も継続して開催していく予定ですし、地方のメンバーを訪問するという企画も検討しております。

 次回は、11月16日(土)の定例ミーティングの予定です。