ロクハンとメルクリン車両の連結コラボについて
Zゲージを始めるに当たって、主にロクハンから始める方もいれば、メルクリンから始める方もいらっしゃると思いますが、気付けば両方の車両を保有する事も多いのではないでしょうか？
私の場合はメルクリンから入りましたが、何しろ価格が高いので気付けばもう少しリーズナブルな価格のロクハンの車両も多く保有する羽目になりました。
そこで自然にメルクリン車両とロクハン車両をうまくコラボできないか模索される方もいらっしゃると思います。同じZゲージでもメルクリンとロクハンでは連結させるカプラーの型が異なりますので、一見、異なるふたつを連結させる事は難しいかと思いがちですが、ここではうまく連結させる方法を紹介しようと思います。すでにご存知の方は、ご容赦ください。
先ずは上記の写真のように、ロクハンの車両にはアーノルドカプラーが付いています。
それに対してメルクリンの車両には下記の写真のような、通称ヨーロッパ型カプラーが付いています。
両社のカプラーを比較したのが下記の写真です。上がヨーロッパ型カプラーで、下がアーノルドカプラーです。
このままでは、当然ながら連結させることはできません。しかし殆どのロクハン車両はカプラーを引き抜く事で、好きな形状のカプラーに交換することが出来ます。また、ロクハンからはアフターパーツとしてアーノルドカプラーの他、ヨーロッパ型カプラー、ナックルカプラーといった三種類のカプラーを販売していますので、必要に応じで交換することができて大変便利です。
下記の写真はロクハン車両にヨーロッパ型カプラーを取り付けたものです。
ただし残念ながら大抵の場合、メルクリン車両はプチ改造なしに簡単にカプラーを交換することが困難です。私の場合、カプラー交換はロクハン車両のみに行っています。
メルクリンの電気機関車にロクハンの客車を連結させる写真が下記のものになります。
うまく組み合わせて、もちろんその逆もできます。下はロクハンの電気機関車にメルクリンの客車を連結させたものです。
これでメルクリンとロクハン両方の車両を連結コラボさせて、多国籍列車にして遊ぶことができるのではないかと思います。
如何でしょうか？