Baden谷九 2025春の運転会を、5月31日(土)高槻市生涯学習センター第一会議室において開催しました。
参加者は、とりとん、ゴーサン、浪速のヒロ、たまぐま、くりちゃん、グラッシー、kashy、そして静山の8名でした。
午前9時より午後4時半頃まで、「RZモジュール」を中心に運転会を実施いたしました。
「RZモジュール」は、Baden谷九が規格を作成したZゲージ鉄道模型のレイアウトモジュールで、今回新たにゴーサンの「雪山と麓のたたずまい」、浪速のヒロさんの「ノイシュヴァンシュタイン城」、静山さんの「公園の風景」と3つの新作モジュールが加わり、また、kashyさんが「鉄橋のモジュール」を7年ぶりに持ち込まれるなど、8名による22台のモージュールを繋いで、情景のバリエーションもさらに充実しました。大きなレイアウトでの長編成の列車の運転は、日常ではなかなか実現が難しいこともあり、参加者一同、大いに充実したひとときを過ごすことができました。
また、一部のモジュールには背景板が設置されています。最近では鉄道模型雑誌に背景画が付くこともあり、情景づくりに活用されています。背景板を加えるだけで雰囲気がぐっと高まり、写真や動画でも模型が一層「映える」仕上がりになります。
接続に関しては、事前にレール幅の調整を行っていたこともあり、概ねスムーズに設営が進みましたが、一部接続箇所では調整に手間取る場面も見られました。また、モジュール両端の線路がベースに固定されていることで接続時の“遊び”が少ない点も、精度を妨げる要因として挙げられました。さらに、ジョイナーの予備が不足気味であったことも課題として確認され、今後の運転会に備えて常時の補充が必要です。
あわせて、一部モジュールにおいてポイントの固着や通電不良も確認されました。これらの課題は、秋に予定されているOsaka Z Day 2025への出展に向けて、接続精度の向上も含めた早急な対応が求められます。
このほか、グラッシーさんがNOCHのトランクレイアウト「Tessin」を持ち込みアナログ制御によるサウンド運転を披露され、静山さんはZゲージ小型モジュールレイアウト 「ピクニックモジュール2」を持ち込まれました。
また、とりとんさんが、RZモジュール上でDCC運転とカメラカーの走行を実施されるなど、各自のスタイルで模型運転を堪能しておられました。
運転会終了後は、高槻市駅前の居酒屋に場所を移し、液体燃料の補給も十分のせいか話題も尽きず、午前9時の運転会集合から、午後9時過ぎの懇親会解散まで、非常に濃い12時間を過ごした一日でした。
Baden谷九は、インターネットを通じて知り合ったメンバーが、2007年4月に大阪・谷町九丁目のビルの一室に集い、鉄道模型レイアウトの共同制作を始めたことをきっかけに結成されました。現在では、日常的な連絡手段としてMicrosoft Teamsを活用しつつ、年に数回は運転会を開催し、実際に顔を合わせての交流を重ねています。
2010年以降は、レイアウト展示・運転イベント「Osaka Z Day」をほぼ毎年オープンイベントとして開催しており、本年も引き続き、2025年11月9日(日)に高槻市生涯学習センターを会場に「Osaka Z Day 2025」を開催予定です。
詳細は、当ホームページやSNSでご案内いたしますので、楽しみにしていてください。
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